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XRPのボラティリティ指標が昨年11月以来の低水準に | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
エックス・アール・ピー(XRP)の価格変動の指標は、昨年11月のアメリカ大統領選挙でドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が勝利して以来の最低レベルまで急落した。しかし、これまで強い方向性を予兆してきたレベルにはまだ達していない。
TradingViewによると、過去4週間の価格変動の指標であるXRPの30日間の年率換算実現ボラティリティは、最近44%に低下し、昨年11月初旬以来の最低水準となった。この低下は、12月と3月に記録した 150%を超える高値から急落したものだ。
XRPの価格変動が停滞し、ボラティリティの急落が起こっている。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)でのXRP先物取引の開始、複数の発行者がXRP現物ETF(上場投資信託)の申請を提出したこと、トランプ政権下での暗号資産(仮想通貨)業界に対する全体的な規制緩和の進展、といった状況にもかかわらずだ。
3月以降、XRPは2ドルから2.60ドルの間で取引されており、一時的に2ドルを下回る短期間の急落を除けば、大きな変動はない。XRPは、フィンテック企業のリップル(Ripple)が、クロスボーダー取引を促進するために使用する決済に特化した暗号資産だ。
この価格動向は、時価総額で最大の暗号資産であるビットコインの動向と一致している。ビットコインは、ほぼ50日連続で10万ドルから11万ドルの間で取引されている。
次に何が起こるのか?
ボラティリティは平均回帰性があり、つまり、時間とともに長期の平均値へと変動する傾向がある。つまり、ボラティリティの急激な上昇はしばしば調整局面を招き、ボラティリティの長期的な低下は強い方向性トレンドの兆候となることが多い。
ただし、30日間の実現ボラティリティは、2014年以降、ボラティリティの底入れと価格変動の再開の兆候となってきた15%~30%のレンジをまだ大きく上回っている。