マトリックス法によるテクニカル分析（2025/6/27）どちらかと言えば上【楽天ウォレット】 | CoinDesk JAPAN（コインデスク・ジャパン）

本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線（9MA・25MA） ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階（5→1：強→弱）評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

サマリー

総合評点は3.3。前回は「まだ勝負はついていない」で「どちらかと言えば下」と申し上げたが、結局、一度下抜けて、レンジに戻ってきた。

まだ方向感は出ていないが、移動平均線やMACDでは強気サインが出始めている。前回同様まだ勝負はついていないが、今回はどちらかと言えば上か。

なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD のチャートはこちらご参照ください（リンク先はTradingView社のサイトです）。

パターン分析

前回「どちらに抜けるかのシグナルは出ていない」と申し上げた三角持ち合いを下抜け、1500～1600万円のコアレンジも下抜け、勝負ありかと思われたが、ここを抜けたらダブルトップが完成する最後の関門1425万円でなんとかサポートされ、コアレンジに回復。それどころか三角持ちを上抜けてきた。まだ事なきを得ただけで、安心はできないが1610万円を抜ければダブルボトムが完成しダブルボトムが完成、史上最高値が見えてくる。

評点：3

移動平均線

デッドクロスで急落するも、200日移動平均線にサポートされ、ゴールデンクロスが発生しつつある。

評点：4

一目均衡表

雲の上限に見事にサポートされている。転換線が基準線を上回れば3役好転となるが、まだ心許ない。

評点：3

ボリンジャーバンド

スクィーズでレンジ取引継続中。

評点：3

MACD

前回指摘したダイバージェンスは週明けの急落を示唆していた格好。そこから切り返し、ゴールデンクロスが発生している。

評点：4

RSI

50近辺で方向感なし。

評点：3

評点

※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
※この記事では、投資判断の参考のための情報提供を行っておりますが、銘柄推奨や投資活動の勧誘を目的としておりません。また、楽天ウォレットとしても投資勧誘や断定的な予測をおこなうものではありません。
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