なぜ私がブル・マーケットはまだ続いていると思うのか？？？

過去1ヶ月以上、BTCとETHの週次チャートは基本的に大きな変化がなく、横ばいの整理状態にあります。
なぜ私たちが週足に注目するのか？それは周期が大きいほど、トレンドの参考価値が高くなるからです。大口資金（主力）が大規模なトレンドを操作しようとする場合、コストがかかります。しかし、短い周期、例えば1時間足や4時間足は、資金がそれほど大きくないプレイヤー、例えば投機資金、大口投資家、さらには取引所によって干渉されやすいです。したがって、ビットコインのような大型コインでさえ短期的には影響を受けることがあり、ましてやボラティリティが大きいアルトコインは言うまでもありません。
さらに、市場の大多数の人は短期取引を行っており、実際に中長期契約を行っている人は少ない。そのため、主力も大きな周期で「仕掛け」をするために多くの労力を費やすことはない。なぜなら、コストが高く、リターンが少ないからである。
今回の市場には特別な点がもう一つあり、従来の金融機関の多くも参加していることです。彼らは以前の個人投資家のように手軽に利益を上げるのではなく、根こそぎ「収穫」しているように感じられますが、生き残りを残していません。しかし問題は、すべてが収穫されてしまった場合、次に市場が下落した際に誰がその負担を引き受けるのかということです。論理的には成立しません。
再びこの上昇のボリュームを見てみると、2021年のブル・マーケットのピーク時と比べても、昨年の7万ドルに達した時よりも弱い。言い換えれば、価格は上昇しているが、取引量は少なく、マーケットのポジションがかなり集中していることを示している。誰も売りたがらないので、売り手がいないため、自然と上昇が楽になる。
この視点から見ると、今の動きはむしろピークではないようです。実際のピークは一般的に非常に大きな取引量を伴います。なぜなら、主力が売り出すためには、市場に買い手が必要だからです。しかし今、業界内の感情はまだ十分に熱くなく、誰もが「ブル・マーケットの頂点」だとは感じていないので、誰も買い手になりたがりません。このような雰囲気の中では、主力は全く売ることができず、「配布」ということも言えません。
だから私は同じことを言います——全体のブル・マーケットのトレンドが終わっていない限り、あまり心配する必要はありません。イーサリアムはビットコインが本当にピークに達したときにパフォーマンスを観察することができます。アルトコインはイーサが新高値を突破した後に注目することができます。簡単に言えば、一歩一歩進むことが重要で、あまり予測する必要はありません。
私も、上がったら10倍になると幻想し、下がったらゼロだと叫ぶような人間ではありません。もし本当に能力があるなら、すでに熊市の底で買い、ブル・マーケットの高値で売って大儲けしているでしょう。そんなことを心配する必要はないはずです。しかし現実は、多くの人が下落時にのみネガティブなことを言い、上がると何も言わず、まるで何も見通しているかのように振る舞い、その結果何も得られないのです。
特に最近、イーサリアムが低点から反発したとき、多くの人がまた死んだふりをし始めました。以前2000を下回ったときは様々な悲観的な意見がありましたが、今戻ってきたら何事もなかったかのように振る舞っています。本当に三桁まで下がると思うなら、どうしてまだ全部売却しないのですか？
最近の業界では様々な情報が飛び交っていますが、ほとんどは感情的なパニックによる炒作で、価格には実際あまり影響しません。せいぜい1時間足での変動に過ぎません。真に注目すべきは、米連邦準備制度の今年の利下げ計画、ステーブルコインに関する規制、そしてイーサリアムの現物ETFとステーキング政策です。これらこそが大きな市場に影響を与える鍵となります。